16年のコンベヤ需要先別販売実績  鉄鋼・高炉メーカー、電力・ガス向けが上昇

2017年03月06日

ゴムタイムス社

 日本ベルト工業会がこのほどまとめた16年のゴムコンベヤベルト(4社合計)の需要先別販売実績によると、国内の主要需要先である鉄鋼・高炉メーカーのほか、電力・ガス、紙・パルプなどの販売額が対前年比(金額ベース)で上昇したのに対し、セメント、自動車関連などの販売額は下落した。

 国内需要では、鉄鋼・高炉メーカー(販売比率25・1%)が前年比12%増となった。16年の国内粗鋼生産量は前年比0・5%減となり、前年実績を下回ったものの(日本鉄鋼連盟調べ)、減少幅は前年の同5・0%減から縮小している。このことが需要増につながったと見られる。

 一方、インフラ・土木関連は、電力・ガス(販売比率2・8%)

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