バスク タイヤ空気圧管理システム「エアセーフ」を販売開始

2017年03月06日

ゴムタイムス社

 バスク(埼玉県志木市・代表取締役小笠原孝嗣)は3月6日、タイヤの空気圧管理でドライブシーンを安全にサポートする、TPMS(Tire Pressure Monitoring System)の新製品「エアセーフ」を4月1日から販売開始すると発表した。

 タイヤの空気圧チェックは空気圧計で直接計測するしかないため、つい怠りがちになりやすく、気づかないうちにタイヤの空気圧が低下していると、走行抵抗が増大して燃費の悪化、走行安定性の低下、タイヤの偏摩耗、損傷、アルミホイールの損傷による出費増大、高速走行中のスタンディングウェーブ現象によるバーストの危険性などにつながる。

 エアセーフは、タイヤ内部のセンサーからのデータを車内にいながらリアルタイムに確認できるため、空気圧管理の手間軽減につながるほか、タイヤトラブルを未然に防ぐこともできる。

 また、パンクによって楽しいドライブを台無しにしたり、事業車両の営業損失を招くリスクを最小限にし、さらには重大事故につながる走行中のバーストを抑止するなど、安全でエコなドライブに貢献する。

 同製品は自動車メーカー純正部品同等の精度と現在最高レベルの感度を持つセンサーを使用し、空気圧とタイヤ内温度を正確にモニタリングし表示する。また、日本国内の電波法をクリアする315MHzの周波数への適合を完了している。

 タイヤモニター機能では、車内に装着するレシーバー(表示部)に、空気圧とタイヤ内温度をワイヤレス通信でリアルタイムに表示するため、毎回車外に出て空気圧計を使用しての空気圧点検の手間を省く。一度取り付ければ特別な操作は必要ないので、女性ドライバーにもストレス無く使用が可能。

 また、ワーニングアラーム機能として空気圧とタイヤ内温度の異常を検知すると、アラーム音と点滅表示で警告を発する。特にドライバーが気づきにくくトラブルに発展しやすいスローリーク(ゆっくりと空気が抜けるパンク)も見逃さない。

 さらに、センサーは欧州車純正装着部品と同様に、タイヤホイールのエアバルブと共にタイヤ内側に装着するため、正確な空気圧と温度をモニターできる。同製品は市販の殆どのアルミホイールへ装着可能(一部特殊形状アルミホイール、鉄ホイールを除く)。

 現在、同社はエアセーフの取り扱いを希望する事業者、ディストリビューターを広く募集している。また、レシーバー(車内モニター)無しでスマホで空気圧を確認できるBluetoothタイプ、2輪車専用タイプもラインナップ準備中。メーカー希望小売価格は3万6800円(税抜)となっている。

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