タイヤメーカー各社が2月に発表した新車装着(OE)情報は、以下の通り。
◆住友ゴム工業
住友ゴム工業は2月3日、欧州で販売を開始したフォルクスワーゲンAGのコンパクトSUV、新型「ティグアン」にファルケン「ジークスZE914Aエコラン」の納入を開始したと発表した。
今回装着された「ジークスZE914Aエコラン」(215/65R17・99V)は、「ティグアン」の求める高い走行性能と上質な乗り心地を実現するため、優れたドライ・ウエットグリップ性能と快適性能を備えるとともに、転がり抵抗低減による低燃費性能を高次元でバランスさせている。
また、同社は2月16日、トヨタ自動車の新型「プリウスPHV」に、環境タイヤダンロップ「エナセーブEC300+」の納入を開始したと発表した。
エナセーブEC300+は新型プリウスPHVの求める高い環境性能を実現するため、ダンロップの低燃費タイヤ「エナセーブ」シリーズの開発で培った低燃費タイヤ技術を投入した。
タイヤの転がり抵抗低減による燃費性能の向上はもとより、安全性能や乗り心地を高次元でバランスさせている。
◆ブリヂストン
ブリヂストンは2月16日、トヨタ自動車が15日に発表した「プリウスPHV」の新車装着タイヤとして、「エコピア」を納入したと発表した。
今回装着される「EP150」は、同車両の特長である優れた低燃費性能と高い操縦安定性能、快適な乗り心地の実現にあたり、重要な役割を果たしている。
エコピアは安全性能や操縦性能、乗り心地などタイヤに求められる諸性能を高次元で維持しながら、転がり抵抗の低減を追求したタイヤブランド。現在では様々な車種に向けた製品ラインアップを取り揃えており、高い評価を得ている。
◆日本グッドイヤー
日本グッドイヤーは2月23日、リプレイス市場向けに2月1日から発売を開始した、ウルトラハイパフォーマンス「イーグルF1アシンメトリック3」が、ポルシェの新型パナメーラに採用されたと発表した。
ポルシェの技術承認を取得した同製品は、欧州グッドイヤーで開発された高性能タイヤのイーグルF1アシンメトリックシリーズの3代目。シリーズはこれまでポルシェをはじめとして、メルセデスベンツやBMW、アウディ、ジャガーなど、数多くのハイパフォーマンスカーに採用されてきた。