ブリヂストンは3月6日、東京・南麻布のグローバル研修センターで、今年度のモータースポーツ活動に関する発表会を開催し、ブランド戦略担当の鈴木通弘執行役員が今年のモータースポーツ活動について、消費財タイヤ開発担当の井出慶太執行役員がモータースポーツタイヤ開発の取り組みについて説明した。
その後、DJのピストン西沢氏が司会を務め、スーパーGTのGT500クラスに出場する平手晃平選手と安田裕信選手によるトークショーを行った。
鈴木執行役員は今年の同社の活動について、技術・ユーザー・ブランド・従業員・社会の5つの視点を軸に「グローバルで一人でも多く『クルマ好き』『バイク好き』を増やすことを目的に、トップカテゴリー・参加型・環境技術の各レースに取り組んでいく」との方針を示した。
トップカテゴリー四輪レースでは、スーパーGTのGT500で9台、GT300については、新規のレクサスとメルセデスAMGの2チームを含め、4台にタイヤを供給する。
トップカテゴリー二輪については、今年度から世界最高峰の耐久選手権EWCへ参戦し、ヤマハとホンダの2チームにタイヤを供給。また、EWCの最終戦であり、今年40周年を迎える鈴鹿8時間耐久ロードレースと、全日本ロードに参戦するチームに対しても、引き続きサポートを行う。
参加型レースのうち欧州では、ニュルブリンク24時間耐久レースに参戦するレクサスにタイヤを供給する。同レースは、参加型として世界の最高峰であるだけでなく、スポーツカー