横浜ゴムは3月8日、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「ジオランダー」のマッドテレーンの新製品「ジオランダーM/T・G003」を年内に世界各国で発売すると発表した。
日本での発売は8月を予定しており、搭載技術や発売サイズなどの詳細は改めて発表する。
同製品は2004年発売の「ジオランダーM/T+」から13年ぶりとなる新製品。全世界的に需要が拡大しているSUV・ピックアップトラック向けで、特にオフロードユーザー向けの製品となる。
開発に当たってはオフロード性能の向上を目指すとともに、オンロードでの優れた快適性や静粛性を確保しつつ、耐摩耗性、耐久性の向上を目指した。また、オフロード走行やドレスアップを楽しむカスタム嗜好のユーザー向けに、アグレッシブなトレッドデザインとサイドデザインを実現した。
ジオランダーは同社がグローバルで展開しているSUV・ピックアップトラック向けタイヤブランド。近年、世界中でSUV・ピックアップトラックの人気が高まる中、「ジオランダー」シリーズの新製品投入を加速しており、今回の新製品を投入することで、よりユーザーから選ばれる高付加価値タイヤの販売拡大を目指す。
なお、ジオランダー・ブランドとしては、すでに昨年8月にオールテレーンの新製品「ジオランダーA/T・G015」、一昨年7月に中・大型SUV向けのハイウェイテレーンタイヤ「ジオランダーH/T・G056」を発売している。
そのほか、都市型クロスオーバー/中・小型SUV向けの「ジオランダーSUV」も販売しており、今回の新製品の投入により、さらに幅広いユーザーニーズに応えるラインアップとなる。