日本グローブ工業会は2月15日、2016年度の家庭用・作業用・医療用手袋の国内販売数量実績を発表した。
家庭用手袋は合計9184万2000双で前年比0・2%増となり、昨年の減少から微増に転じた。国内においては安定成長・需要停滞の中、量を追うのでなく、安全・安心な付加価値のある商品開発を進め消費者・販売店に訴求することを最重要課題としている。
作業用手袋は合計1億2561万5000双で同4・4%減となり、2年連続で減少した。
医療用手袋では、手術用が7902万3000双で同1・5%増となった。
・家庭用手袋
家庭用手袋のうちビニール手袋は5270万1000双で0・6%減、ゴム手袋は3031万双で0・5%減、ニトリル手袋は883万1000双で同8・4%増となった。
なお一般用極薄手袋は39億9114万7000枚で同32・8%増と引き続き
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