日本ゼオンと住友化学は3月17日、溶液重合法スチレンブタジエンゴム(以下「S―SBR」)事業統合会社「ZSエラストマー」(ZSE)が4月3日から営業を開始すると発表した。
ZSEは、国内外における関係当局の認可を取得し、日本ゼオンおよび住友化学のS―SBR事業に関する販売および研究開発機能を受け継ぐ。また、シンガポールにある両社の子会社が製造する製品についてもZSEが購入し販売を行う。
ZSEは、両社の技術融合による新製品開発やさらなるコスト競争力の強化、安定供給の確保等によるシナジー効果の最大化を図ることで、S―SBR事業の拡大に努めていくとしている。