日本ゴム輸入協会が発表した天然ゴム営業倉庫在庫推移によると、生ゴム在庫量は2月上旬が4883tで前旬比4・0%減、2月中旬は4709tで同3・6%減、2月下旬は4601tで同2・3%減と減少が続いた。前月末比では10・0%減となり、月末在庫量は5000tを下回った。
生ゴムの入庫・出庫状況を詳しく見ると、2月上旬は入庫が943tで前旬比349・2%増、出庫が1146tで同293・8%増、2月中旬は入庫が541tで同36・3%減、出庫が715tで同33・4%減、2月下旬は入庫が472tで同48・5%減、出庫が580tで同39・3%減となり、上旬は入庫出庫ともに倍増したが、中旬以降は減少した。
天然ゴムの主要需要先である国内の自動車用タイヤ・チューブの直近の生産量(JATMA統計)を見ると、1月は2ヵ
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