4月1日出荷分から㌔30円
大阪ソーダの機能材事業部は、原料市況の上昇に対応、エピクロルヒドリンゴム「エピクロマー」を2017年4月1日出荷分から30円/kg値上げする。
同社のエピクロルヒドリンを主原料とした「エピクロマー」(エピクロルヒドリンゴム)は耐熱性、耐油性、低温柔軟性などに優れた特殊合成ゴム。自動車用燃料系ホース・吸排気系ホースの自動車用分野に使用されるほか、半導電性を有することからLBPやデジタルカラー複合機用帯電・転写・現像ロールなどのOA機器用途に採用されている。
同社では、原燃料価格の高騰に対しコスト低減の自助努力をしてきたが、モノマー等の主原料及びユーティリティーなどのコストが増加、 事業の採算が悪化している。同社では「エピクロマー」の安全供給 体制を維持するためにも、価格改定が不可避と判断した。
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