東部ゴム商組 ベルトホース商工懇談会開催

2017年03月24日

ゴムタイムス社

 東部ゴム商組のべルトホース部会は3月23日、東京・銀座のホテルモントレ銀座でべルトホース商工懇談会を開催した。懇談会には同部会の会員企業、主要ホース、ベルトメーカー計14社の代表のほか、関連団体の代表ら総勢45名が参加した。

 主催者を代表して、東部ゴム商組の山上茂久理事長があいさつに立ち、ベルト・ホース流通動態調査は1982年からベルトとホースの隔年で実施していたが、15年からベルトとホースの合同調査になり、今回で3回目の合同調査となった。前田淳部会長はじめ、部会員が回答率を上げるために努力してくれたおかげで、実態により近い調査になったと感じている。本日は忌憚のないご意見をいただきながら、今後とも皆様のお役に立つ組合活動にしていきたいと述べた。

 続いてメーカー側を代表して、豊田耕三東拓工業社長が16年度のゴム・樹脂業界を振り返り、「前半は苦戦していたが、下期以降は漸増している。東京を中心とする関東地域では、17年度は五輪需要が景気に貢献するだろう。そうした環境のなかで、東部ゴム商組の皆様にはメーカーのけん引役になってほしい」と期待を込めた。

 懇談会では、まず組合側がベルト・ホース流通動態調査の結果について山田徹副部会長が発表した。

 28年の年間売上高調査では、全品目(12品目)でプラスマイナス5%の前年並みと回答する企業が

 

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