日本ベルト工業会がまとめた8月のゴム・樹脂ベルト生産実績によると、ゴムベルトは2330トンで前年同月比14%増と5ヵ月連続で増加した。内需では1673トンで同8%増加し、輸出も657トンで同32%増加した。
品種別で見ると、コンベヤベルトは1251トンで前年同月比23%増と5ヵ月連続で増加した。内需は709トンで同10%増、輸出も542トンで同44%増と大幅な伸びを示した。
伝動ベルトは1079トンで同5%増となり、内需は同6%増だったが、輸出は同3%減となった。品種別では、歯付ベルトが同7%増、V・ファンベルトが同4%増、その他ベルトが同19%増になり、全ての品種が増加した。
ゴム・樹脂ベルト1―8月累計生産量は1万9772トンで前年同期比8%増加した。内需は4%増で輸出も同21%増加した。コンベヤベルトは同15%増、伝動ベルトは同1%、V・ファンベルト同2%増となった。
8月の樹脂ベルト生産量は9万7㎡で前年同月比15%増と5ヵ月連続増加した。品種別でみると、PVCが1万5581㎡で同28%増、ポリウレタンが4万6637㎡で同18%減、その他が2万7789㎡で同193%増と大幅に増加した。樹脂ベルトの1―8月累計生産量は73万7490㎡で前年同期比13%増加した。