国際靴・雑貨見本市「2 012年春夏コレクショ ン第 43 回ISF(エフ ワークス主催)」が 10 月 4日、東京・池袋サンシ ャインシティ文化会館で 開催された。6日までの 3日間にわたって「ウェ ルネスで、新業態」をテ ーマに掲げ、靴、インソ ール、足・靴関連商品、 健康関連グッズなどを紹 介した。
同展はインポートシュ ーズの国際見本市として 1990年に発足した。
今年で 43 回目を迎え、 出展数は国内外含めて約 150社が参加した。
会場は「ウェルネス」、 「ファッション」、「グロ ーバル」の3つのゾーン で構成。
ウェルネスゾーンでは コンフォート&ウォーキ ングの靴を中心に、新た に「足の美と健康」グッ ズを提案。ファッション ゾーンではパッケージ・ブースを全面刷新。黒を基調としたハイグレ ードな空間を紹介し た。またグローバル ゾーンでは来場者あ るいは他の出展社と のB to Bビジ ネスをサポートし た。
岡本製甲
外反母趾の防止や 外反母趾の進行を抑制す る効果がある足袋健康シ ューズ「ラフィート」を 出品した。同製品は親指 が他の指と分かれている 構造になっているため、 外反母趾を防止したり、 進行を抑制する効果が期 待される。またアッパー (甲)部分はメッシュ素 材で通気性にも優れてい る。さらに3層構造のイ ンソールを中敷きに採用 したことにより路面の衝 撃を緩和しつつ、素足感 覚で地面をしっかり捉え ることも可能にした。
ミハマメディカル
医療現場などの院内で 履くシューズ「WOCK」 を出品。同製品は軽量で 90 度の熱湯でも変形せず、抗菌性にも優れてい る。通気孔・解剖学に基 づいた設計で取り外し可 能なインソールを内蔵し たことにより、歩行時に おける路面への衝撃を軽 減できる。 同社は今後、同製品を 医療用途以外の拡販に力 を注いでいく。
キューボイド
足のリハビリテーショ ンに成果をもたらすBM Z「立方骨バランス」イ ンソールを展示した。同 製品は立方骨を下方から 適度に支え、土踏まずを 支えすぎないように設計 することで、「姿勢の安 定」と「足の運動」の両 方において非常に重要な ポジションにある立方骨を中心に足や体をサポー トする。また、アーチ全 体を固定的にサポートす るこれまでのインソール に比べ、足の適切な状態 を、よりリラックスした 状態でキープすることが できるため、運動能力の 向上が可能となる。