ブリヂストンは10月7日、タイヤの安全に関する調査結果を発表した。
同社が3月に創立80周年を迎えたこと、JATMA(日本自動車タイヤ協会)が推進する「タイヤの日」が4月8日であることから、毎月8日を「ブリヂストン タイヤセーフティーの日」に設定し、2012年2月まで毎月タイヤの安全に関する情報を発信している。
今回、自家用車を所有しており月に一回以上クルマを運転する男女1000人に対して、自動車のタイヤ空気圧に関する調査を実施した。
その結果、タイヤ空気圧が燃費に影響を及ぼすことを知っているドライバーは9割以上いたが、自分のクルマの適正空気圧を知っているドライバーはおよそ5割しかいないことが分った。
クルマ本来の燃費を発揮させるためには、タイヤの「空気圧」を適正に設定する必要がある。
タイヤの空気圧が適正でない場合、クルマの操縦安定性低下やタイヤの偏摩耗、タイヤ寿命の短期化などを招き、安全性と経済性の両方に影響を及ぼすこともあるという。
タイヤは路面と唯一接している部品であり、主に空気とその圧力によりクルマを支えている。クルマはタイヤの空気圧が適正に保たれていなければ、本来の性能を発揮することはできない。同社としては、安心、安全、そして低燃費ドライブの第一歩としてタイヤの空気圧点検を呼びかけていく方針。