リデュース・リユース・リサイクル推進協議会(旧リサイクル推進協議会)は、3R(リデュース・リユース・リサイクル)に率先して取り組み、顕著な実績をあげている企業などに対して、活動を奨励することを目的に「リサイクル推進功労者等表彰」を実施しているが、平成4年にスタートした表彰は今回で18回目を迎えたが、2010年度の受賞者が決定した。
今年5月以降、多くの応募、推薦があり、審査委員会での慎重な審査の結果、内閣総理大臣賞(1件)をはじめ各大臣賞、推進協議会会長賞(75件)の合計92件の表彰が決定した。
内閣総理大臣賞は積水ハウス㈱(大阪府)が受賞した。工業化住宅における継続的なゼロエミッション活動がテーマで、業界初の4部門ゼロエミッションの達成が高く評価された。
同社は、住宅部材生産、新築施工、アフターメンテナンス、リフォームの4部門でゼロエミッション(再資源化率100%)を達成した。さらに、自社の中古住宅を最新の仕様に再生・販売する新しい事業により、住宅自体の長寿命化、循環使用を図るなど、住宅業界における3R推進の先導的役割を果たしている。
2011年10月11日