コンチネンタルタイヤ・ジャパンは1月25日、アジア太平洋地域の市場専用に開発された新しい製品ライン「ウルトラ・コンタクトUC6」を2月15日から順次発売すると発表した。
発売サイズは32サイズで、価格はオープン。コンパクトカーからラグジュアリーカー、ミニバンまで幅広い車種に適合する。
同製品は、ドライブレーキ性能、ウェットブレーキ性能、快適性能、静粛性能、燃費性能をはじめ、ドライビングに求められるあらゆるパフォーマンスを高次元で兼ね備えたオールラウンドタイヤである。
4つの最新テクノロジーである「ウォータースライダーシステム」「ダイヤモンドエッジパターン」「セルフアダプティブコンパウンド」「ノイズブレーカー」を採用することにより、あらゆるドライブシーンでストレスを感じない快適性と走行性の両立を実現した。
雨どいの原理を応用して開発されたウォータースライダーシステムは、アクアチャネルとアクアドレナージの2構造のコンビネーションにより排水性能が強化され、ウェット路面状況下における安全性が向上した。
ブレーキ時にブロックエッジへ圧力が集中することにより、ブロックが変形して起こる巻き込みを、パターンの角を落とした形状のダイヤモンドエッジが抑制。これにより、接地面積を最大化し、路面を確実にグリップする。
セルフアダプティブコンパウンドは、走行状態に合わせたコンパウンドの自己調整のこと。ブレーキング性能・ハンドリング性能を向上させる「グリップポリマー」と、摩耗を抑制する「マイレージポリマー」の2種類のオーダーメイドのポリマーをベストバランスで配合。これらのポリマーが走行状態に応じてコンパウンドを自己調整することにより、優れたグリップ力と高い耐摩耗性による長寿命化を両立する。
走行中に空気がタイヤの縦溝を勢いよく吹き抜けることによって不快な騒音、いわゆる気柱共鳴音を発生する。ノイズブレーカーは、このノイズを抑制、軽減して静粛性を向上させた。
なお、「ウルトラ」の名前はドイツで培われたテクノロジーにより開発された、トップレベルのパフォーマンスを表している。