ブリヂストンは1月25日、米国子会社「ブリヂストン・アメリカス・インク(BSAM)」が、建設・鉱山車両用のタイヤ・ホイール管理ソフトウェア「トレッドスタット」を刷新し、今月から提供を開始すると発表した。
変化し続ける鉱山業界のニーズに対応するため、トレッドスタットには様々な新機能が含まれている。情報分析機能などを活用することで顧客のタイヤのライフサイクル全体にかかるコスト管理をサポートし、効率性と収益性の向上に貢献する。
刷新されたトレッドスタットでは、カスタマイズ可能なダッシュボードなど、新しいユーザーインターフェイスを備えている。また、世界のあらゆる場所からコンピュータやタブレット、スマートフォンでインターネットを経由して分析情報にアクセスすることが可能となった。
技術面では、多言語サポート機能の追加や利便性に優れたAPIのほか、同社の「B―TAG」(タイヤ圧力・温度管理システム)からの即時的なデータ反映機能などを採用し、効率性の向上に寄与する。高度な分析機能を用いれば、事業の規模や地域を問わず、タイヤを安全により長く使用することができ、在庫の適正管理、安全性の向上、コストの最小化に貢献。また、交換時期の予測や作業スケジュール、予算管理の精度を高めることができる。
さらに、専用のアプリを公開しており、これを活用することでモバイルデバイスやタブレット上でトレッドスタットにアクセスできる。このアプリは、オンラインでもオフラインでも使用可能で、車両の点検データなどの詳細な情報に世界中のあらゆるデバイスからアクセス可能。これにより、タイヤ・ホイールに関する情報をグローバルで一元管理することができ、オペレーションの効率化に貢献する。