横浜ゴムは1月26日、平塚製造所(神奈川県平塚市)で交通事故防止活動の取り組みとして、平塚市内で危険と感じられる道路や交差点などを紹介する「平塚市内通勤リスクマップ」を作成し、23日に同市に寄贈したと発表した。
市内の危険な場所を情報提供することで、平塚市の交通事故防止活動に役立ててもらう。小林一司執行役員平塚製造所長、長尾亨平塚製造所長代理らが平塚市役所を訪問し、落合克宏平塚市長に同マップを手渡した。
平塚製造所では昨年5月から1ヵ月間、全従業員や関係者など約2400人が参加し、自宅から同製造所までの通勤経路上で危険と感じる場所の情報を約1万件、自動車や自転車、徒歩などそれぞれの通勤手段ごとに集めた。
こうした情報を元に、冊子では「路地から自転車や歩行者の飛び出し」「塀で見通しが悪い」「右左折時に歩行者らを巻き込む」など危険だと感じられる約2500ヵ所を地図に落とし込み、その中でさらに危険だと感じられる場所を写真付きで分かりやすくまとめている。