横浜ゴムは3月22日、CDPが1月24日に発表した「CDPサプライチェーンレポート2016/2017」で、温室効果ガス排出量削減、気候変動リスク削減に関してサプライチェーン対応を行う世界的リーダー「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」の1社に選定されたと発表した。
同選定は世界3300社以上を対象とした調査に基づいており、同ボードに選ばれたのは29社、日本では8社だった。
CDPはロンドンに本部を置く世界的なNPO。投資家を代表して、世界の主要企業に対し温室効果ガス排出量削減、気候変動対応、水管理情報の提供を求め、その評価、公開を行っている。同ボードの選定は今回が初めて。
横浜ゴムは中期経営計画「グランドデザイン100」の基本方針に「トップレベルの環境貢献企業になる」ことを掲げ、原料調達先などを中心にサプライチェーンを重視した温室効果ガス排出量削減、気候変動対応などを推進している。
CDPによる評価では、昨年も気候変動対応に優れる世界的リーダーとして「気候変動Aリスト」に認定されている。同リストに認定されたのは世界193社、日本では22社だった。