横浜ゴムは3月22日、ミニバン専用タイヤ「ブルーアースRV―02」に新サイズを追加し、23日から国内で販売を開始すると発表した。
追加サイズは225/55R19・99V~225/60R18・100Vの3サイズ。新サイズの国内タイヤラベリング制度でのグレードは、転がり抵抗性能が「A」、ウェットグリップ性能は最高グレードの「a」となる。
なお、22日に発売したハイト系コンパクトカーと軽自動車向け専用商品の「ブルーアースRV―02CK」を含め、「ブルーアースRV―02」は全35サイズのサイズラインアップとなる。価格はオープン。
近年、伸張するSUV市場では車両の商品性が多様化し、オンロード性能を重視してサマータイヤを装着するクロスオーバーSUV車両が増加している。
このオンロードでの走行性能を求める市場に対し、市場で好評価を得ている同製品のサイズを拡充することにより、多様化するSUV市場の要望に応える。
同製品は「低燃費で雨に強い」をコンセプトに「背の高い車や重量の重い車で起こりがちなふらつきと偏摩耗の抑制」「優れた静粛性」を主眼に開発された。
ミニバンやSUVなど、重量が重く背が高い車での雨の日のドライブでも安心感のある走りを実現。また、ノイズが車内にこもりがちな箱型車両で、運転席だけでなく後部座席でも快適な会話が楽しめる、優れた静粛性も実現している。
なお、同社はSUV市場向け製品の強化を進めており、高速での運動性能や操縦安定性を求める欧州プレミアムSUVに対しては乗用車用フラッグシップタイヤ「アドバン・スポーツV105」で適応サイズを保有している。
さらに、オフロード性能を重視するSUVに対しては、オールテレーンの「ジオランダーA/T・G015」、ハイウェイテレーンの「ジオランダーH/T・G056」、マッドテレーンの「ジオランダーM/T+」、都市型クロスオーバー車や中・小型SUV向けの「ジオランダーSUV」など、ジオランダーシリーズを展開し、製品力が高い豊富なラインアップで拡大するSUV市場に応えている。