日本工作機械工業会が10月12日に発表した9月の工作機械受注総額(速報値)は、前年同月比20・3%増の1106億7900万円となり、22ヵ月連続でプラスとなった。また2ヵ月ぶりに1100億円台を回復した。
前月比でも11・9%増で、産業機械や建機、自動車向けが好調に推移したと見られる。
受注総額の内需は前年同月比31・8%増の357億3800万円となったが、前月比では4・9%減となった。
外需は前年同月比15・5%増の749億4100万円と、2ヵ月ぶりに700億円台を回復した。自動車やエネルギー関連産業が堅調だった。