住友理工は3月29日、都内で西村義明会長兼CEOや松井徹社長兼COOらが出席し、新製品「SRアクティブマットレス 体圧ブンさん」の発表会を開催した。
体圧ブンさんは、同社のコア技術である導電性ゴム「スマートラバー」(SR)センサを応用し、体圧を分散する機能に焦点をあてたマットレス型の福祉用具で、利用者の体格や寝る姿勢に応じて体圧を自動分散する。このため、圧迫やずれ、摩擦などが原因で発生する褥瘡(床ずれ)防止などに役立つとされる。
新製品については、まずSRセンサが利用者の体圧を計測して圧が高い身体の場所を検知。さらに、マットレスに内臓した108個の空気の袋(エアセル)が膨張・収縮することで、高圧部位をピンポイントで除圧する仕組み。
同社は中期経営ビジョン「2020V」で健康関連分野に注力しており、13年に健康介護製品「SRソフトビジョン」を発売