バンドー化学は3月31日、同社の研究開発に関する情報を掲載した技術レポート「バンドーテクニカルレポート No.21」の発刊を発表した。
同レポートは、同社の新製品開発・技術開発の一端の紹介を目的とした新製品開発・技術開発に関する研究論文や新製品の紹介などで構成される総合技術レポートで、今回で第21号となる(1997年から年1回発刊)。
同社は、界面制御を中心とする分散技術をコア技術の核として位置付け、これに基づき、ゴム、エラストマーや樹脂に関する材料技術・加工技術・接着技術とナノ粒子創生技術を深耕・拡大し、さらにこれら技術を活用して既存製品を改良するとともに、新製品の創出に取り組んでいる。
今号では「Cストレッチ 医療・福祉・介護分野の取組みについて」、「Cストレッチを用いた歩行中の非侵襲的な呼吸数計測法の開発」、「カーボンファイバーの垂直配向制御と放熱シートの開発」などの研究論文をはじめとする内容を掲載している。