日本ベルト工業会がまとめた2月のゴムベルト生産実績によると、生産量は合計で2192t、前年同月比4%減となり、前月の増加から減少に転じた。うち内需は1643tで同横ばい、輸出は548tで同13%減となり、3ヵ月連続で減少となった。
品種別のコンベヤベルトは1204tで同9%減となり、前月の増加から減少に転じた。内訳は、内需が同横ばい、輸出は同22%減となり、3ヵ月連続で減少した。
コンベヤの国内における主な需要先の2月統計を見ると、紙・板紙生産は同0・8%減(日本製紙連合会統計)と前年同月を下回ったほか、粗鋼生産は同0・1%減で3ヵ月ぶりの減少、銑鉄生産も同3・3%減で2ヵ月振りの減少
全文:約951文字