ピレリジャパンは3月31日、国内市販用タイヤを値上げすると発表した。
昨年来、タイヤの主要原料である天然ゴム価格の高騰を続け、併せて合成ゴム、カーボンブラック等の石油化学関連原材料も依然として騰勢を強めている。同社では、これら原材料価格の上昇による影響を吸収すべく企業努力を続けてきたものの、企業努力のみで高騰部分を吸収することが困難と判断し、市販価格の値上げを決定した。
なお、値上げの実施時期については、乗用車・SUVタイヤ(夏)、二輪タイヤが6月1日、乗用車・SUV(冬)が8月1日。
値上げ率は乗用車・SUVタイヤ(夏/冬)が平均6%、二輪タイヤ(ピレリ/メッツラー)が平均6・5%となっている。