住友ゴム工業は4月12日、同社のファルケンタイヤが、ドイツの自動車専門誌「オート・ビルド」が実施したタイヤテストで、総合2位を獲得したと発表した。
ドイツで人気のある同誌が実施するタイヤテストは、欧州で販売される主要メーカーのタイヤを独自の方法で比較テストするもので、その評価結果は、欧州の一般ユーザーのタイヤ購入意向に大きく影響を与えると言われている。
今回のテストは52銘柄のハイパフォーマンスタイヤ(225/50R17)を、ドライ・ウエット路面でのハンドリング・ブレーキ、乗り心地、転がり抵抗性能などで総合的に評価したもの。その中で、ファルケン「アゼニスFK510」が総合2位の評価を得た。
同製品は専用コンパウンドと先進的な非対称パターンデザインの採用により、高いハンドリング性能、ブレーキ性能、高速操縦安定性能を誇る、ファルケンの欧州におけるフラッグシップタイヤ(日本未発売)だ。今回のテスト結果により、その高い総合性能が証明されたことになる。