ブリヂストンは4月3日、東京・南麻布のグローバル研修センターで2017年度入社式を開催し、99人の新入社員に対して西海和久COOが講和を行った。
西海COOは、社会人になるということの意味、組織の一員として行動することの責任、同社グループの企業理念と経営の最終目標、それを達成するためのキーアクションについて説明した後、メッセージを送った。
その一つが、チャンレジと提案である。世の中や市場ニーズが変化し、新しい価値が生まれる時代の中で、常にチャレンジ、提案する気持ちを持ち続けることの重要性を指摘。「スピードが重視される時代ではPDCAを速く回すことがより重要な要素である。このマインドをベースとして積極的にチャレンジ、提案してほしい」と訴えた。
次に「仲間の大切さ」に言及し、必ず壁にぶつかる時が来るが、時には立ち止まって考えることも重要で、その時は「相談できる人、家族や仲間を大切にしてほしい」と呼びかけた。
また、グローバルで活躍できる人材を目指すことを要請。同社グループ従業員約14万人のうち、日本人は約2万人程で、世界のメンバーと切磋琢磨する環境にあり「常に勉強、自分磨きを忘れてはならない」と説いた。そして、多様性を尊重し、コミュニケーションツールである英語を継続して学習することも求めた。