フォルボ・ジークリング・ジャパン(東京・品川、佐藤守社長)の樹脂ベルトは、16年の良い流れを引き継ぎ、17年に入っても堅調な滑り出しを見せている。
需要先では主要分野の食品・物流をはじめ、繊維・紙工・印刷関係など産業の枠にとらわれず満遍なく伸張している。
製品別では、主力製品である搬送・加工工程用ベルト「トランジロン」が食品・物流分野を中心に好調を持続。同社では、顧客ニーズを拾いあげて具体化すること、また新たなマーケットを開拓することを常にテーマとして掲げ製品開発を行っている。「Prosan フルシールHACCPベルト」は日本で開発された両面ウレタンコーティングの搬送ベルト。一昨年の発売開始から同社の中心製品として売上を伸ばし、この程米国や欧州など世