経済産業省がまとめた２月のゴム製品生産・出荷金額によると、出荷金額は１７７３億９５６万４０００円で前年同月比１・２％減となり、２ヵ月連続で減少した。
品目別で見ると、主要製品のうち自動車用タイヤは生産・金額ともに減少した。ゴムホースは生産が減少するも金額は増加となり、ゴムベルトは生産・金額ともに減少、工業用ゴム製品は生産・金額ともに増加した。
自動車用タイヤの生産本数は１１８２万６０００本で前年同月比２・４％減。内訳はトラック・バス用が82万２０００本で同７・５％増、乗用車用は８８５万本で同４・７％減、小型トラック用は１７２万２０００本で同７・６％増、二輪用は31万５０００本で同６・２％減、特殊車両用が11万７７７５本で同３・７％減となり、トラック・バス用と小型トラック用以外は前年同月実績を下回った。
出荷金額は８６１億９８７６万６０００円で同９・０％減となり、23ヵ月連続で減少となった。内訳はトラック・バス用が１８３億４１４３万９０００円で６・９％減、乗用車用が４２３億７２１６万３０００円で同９・７％減などとなり、全てのタイヤで前年実績を下回った。
２月の自動車生産が同11・２％増と伸び、自動車タイヤの新車用販売は同９・６％増、市販用販売は２・１％増、国内出荷は同２・６％増といずれもプラスだったにも関わらず、生産が前年実績を下回ったのは、
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