本紙ではこのほど2017年3月末現在の合成ゴム各社の品種別生産能力をまとめた。
低燃費タイヤ向けSーSBRは海外工場を含め,JSRが16万t、日本ゼオンが12万5000t、旭化成が24万t、住友化学が4万8000tの計57万3000。
旭化成は川崎工場(16万5000t。うち10万5000tがS―SBRとBRの生産能力、残りがTPE等)、大分工場(6万t。うち3万5000tがS―SBRとBRの生産能力、残りがTPE等)に14万t。
BRは宇部興産が32万t、JSRが7万2000t、日本ゼオンが6万5000tの計45万7000t。
特殊ゴムでは日本ゼオンがNBR7万5000t、HーNBR9500t、ACM1万7000t、ECO1万t、大阪ソーダが1万1000t。
IRはJSR4万1000t、日本ゼオン4万t、クラレ1万3000tの計9万4000t。
EPDMは三井化学が17万t、住友化学が4万t、JSRが3万6000tの計24万6000t。
CRはデンカが10万t、東ソーが3万4000t、昭和電工が2万3000tの計17万5000t。
IIRはJSRが17万8000t。