17年1~4月には、11年以来6年ぶりとなる国内市販用タイヤの価格改定が行われた。昨年秋以降、ナフサやブタジエン、天然ゴムなど原材料価格が軒並み高騰し、需給もタイトになっている。このような状況を受けて4月1日からの値上げを発表した横浜ゴムに続き、他の国内タイヤメーカーも、相次いで6月以降の価格改定を打ち出している。各メーカーの値上げアナウンスは次の通り。
横浜ゴムは4月1日より、国内市販用タイヤとチューブ、フラップの出荷価格を値上げした。値上げ幅は乗用車用夏タイヤ、バン用夏・冬タイヤが6・0%、小型トラック用夏・冬タイヤが7・0%、トラック・バス用夏・冬タイヤが7・0%、建設車両用タイ