G―7ホールディングスの2017年3月期連結決算は、売上高が1103億7700万円で前年同期比6・2%増、営業利益は38億9700万円で同28・7%増、経常利益は40億6200万円で同26・1%増、当期純利益は20億8000万円で同11・4%増の増収増益となった。
オートバックス・車関連事業では、「オートバックス」でトータルカーライフサポートを充実させるため、タイヤやメンテナンス商品の拡販と車検・車販売をきっかけとした再来店の促進に取り組んだ。主力商品であるタイヤ・ホイールの販売は、降雪地域による履き替え需要の増加もあり、売上は前年をわずかに上回った。出店については「バイクワールド」を兵庫県に1店舗オープン。これにより、売上高は340億1000万円で同0・4%増、営業利益は12億600万円で同17・9%増となった。
業務スーパー・こだわり食品事業については、食材を低価格で提供する「業務スーパー」と精肉販売の「テラバヤシ」が堅調に推移した。また、こだわり食品事業が新規顧客の増加や厳選した付加価値の高い商材の販売などにより、好調に推移した。出店については、業務スーパーを兵庫県に1店舗、埼玉県に3店舗、千葉県に1店舗、東京都に1店舗、愛知県に1店舗、神奈川県に1店舗オープンした。また、テラバヤシを兵庫県に1店舗、埼玉県に3店舗、千葉県に1店舗、神奈川県に2店舗、大阪府に1店舗オープンしている。これにより、売上高は702億3200万円で同9・3%増、営業利益は24億1300万円で同14・5%増となった。
その他事業に関しては、アグリ事業の農産物販売方法を前連結会計年度の6月から買取販売方式へ変更したこと、スイーツ事業のチーズタルト専門店「BAKE CHEESE TALT(ベイクチーズタルト)」の販売が好調に推移したことなどにより、売上が伸長した。出店については、「めぐみの郷」を兵庫県に2店舗、千葉県に1店舗、ベイクチーズタルトを京都府に1店舗、大阪府に1店舗、大型コインランドリー「マンマチャオ」を京都府に1店舗、兵庫県に1店舗、たいやき専門店「やまや本舗」を兵庫県に1店舗オープンした。これにより、売上高は61億3500万円で同6・9%増となり、営業利益は1億2400万円(前連結会計年度は営業損失3900万円)となった。
2018年3月期の連結業績予想は、売上高が1177億円で前期比6・6%増、営業利益は41億円で同5・2%増、経常利益は43億円で同5・9%増、純利益は22億円で同5・8%増を見込んでいる。