入間川ゴム(埼玉県狭山市、清水佑樹社長)の17年3月期は、売上は若干の増収となった。上半期は微減で推移。下半期も1月までマイナスが続いたが、2、3月が活発で最終的に前期実績を上回った。利益面では、下半期に原材料費が上昇したことや、以前からの含み損を計上したため、ほぼ横ばいとなった。
今期についても、増収の計画を立てている。利益面では原材料の値上げの話が続いており減収となると予想している。
注力する製品では、引き続き低反発ゴム「NXB―365」やフッ素ゴム「アフラス」など高機能製品に力を入れるとともに、成型品の開発を進めていく。「成型品の開発案件を量産化まで持っていくことで、ゴムシートの売上高比率を下げたい」(清水社長)
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