豊田合成の2017年3月期連結決算は、売上高が7556億100万円で前期比3・4%減、営業利益は406億7500万円で同5・0%減、経常利益は390億700万円で同6・0%減、当期純利益は162億3300万円で同19・9%減となった。
売上高は主に為替の影響やオプトエレクトロニクス事業での販売の減少などによ り減収となった。 利益については、国内外での自動車部品事業の増販効果や合理化効果はあったたものの、為替の影響やオ プトエレクトロニクス事業での販売減少などにより減益となった。
自動車部品事業は主に為替の影響などにより、売上高は7370億4900万円で同1・3%減。利益については、増販効果や欧州における立ち上げ費用の減少に加え、グローバルで合理化に取り組んだことにより、セグメント利益は462億5600万円で同7・5%増となった。
オプトエレクトロニクス事業は、バックライト向けや照明向けLED製品の販売減少などにより、売上高は185億5400万円で同46・7%減、セグメント損失は55億8000万円(前期のセグメント損失は2億2100万円)となった。
2018年3月期の通期連結業績予想は、売上高が7300億円で同3・4%減、営業利益は430億円で同5・7%増、経常利益は430億円で同10・2%増、純利益は240億円で同47・8%増を見込んでいる。