ショーワグローブ(兵庫県姫路市、近藤修司社長)は、創業の精神「尚和・責任・精鋭」の下、優れた人材とチームワークにより、国内外でシェア拡大を実現してきた。同社は顧客の課題解決に向けた新製品開発にも積極的で、17年1~4月にかけて新製品を相次ぎ上市している。
まず、1月にはニトリルゴム製使いきり手袋の主力シリーズ「ニトリスト」で新アイテム2点を発売した。「ニトリスト・タフプラス100枚入」は、より厚みがあり丈夫な製品を求める市場ニーズに応えて開発した。従来のフィット感に加え強度を増したことで、食品加工業を中心に反響を集めているという。
「ニトリスト・スーパーロング50枚入」は、手首部分の露出を防ぐ全長40㎝のロングタイプ。長さのソリューションを新たに追加することで、より幅広い分野での採用を見込んでいる。
3月発売の「家庭用天然ゴム手袋 ラバーローブ2双入」は、しなやかでやわらかい使い心地のよさ、従来の天然ゴム手袋にはない発色、ナチュラルなパッケージが特長の家庭用天然ゴム手袋で、キッチンや掃除・洗濯、園芸作業などに適している。
4月発売の「手肌をいたわる手袋」は、従来の家庭用手袋のインナー用綿手袋をリニューアルした。「手肌をいたわる」というコンセプトを打ち出し、ハンドクリームを塗ってからはめれば、就寝時のハンドケアにも使える製品となっている。
これらの新製品は、いずれも従来と異なるユーザーに向けて新しい用途を提案するもので、新しい市場を開拓しようという同社の意気込みが表れている。
この他では、16年9月に発売した「マイクログリップ」にも注力する。繊維部分に