日本ベルト工業会がこのほど発表した17年1~3月のゴムおよび樹脂ベルト生産状況によると、ゴムベルト生産量(新ゴム量)は合計で6577t、前年同期比1%減となった。
このうち、内需はコンベヤが同6%増、伝動ベルトが同1%増となり、生産量は合計で5038t、同3%増となった。
輸出に関しては、四輪車の輸出台数が堅調に伸びていることから、伝動は2桁増となったが、コンベヤは依然として資源国向けの需要低迷が続いている。その結果、生産量は1539t、同12%減となった。
品種別で見ると、コンベヤ合計では1~3月は3593t、同4%減となった。コンベヤの内需は、主要需要先である鉄鋼やセメントの生産量が17年に入り回復傾向にある。これにより、2465トンで同6%増となっている。
コンベヤ輸出
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