コンチネンタルタイヤ・ジャパンは5月9日、グレゴリー・メイ氏が1日付で代表取締役社長に就任したと発表した。
メイ氏は2007年にミッチェル・マディソングループでマネジメントコンサルタントとしてのキャリアをスタート。08年から英国ヴァンガード・ストラテジー・リミテッドでシニア・アソシエイトとしてコンサルティング業務に従事し、2010~13年は英国のロイズ・バンキング・グループで小売り投資ストラテジー&インサイト部マネージャーとして活躍した。
13年にコンチネンタルAGに入社後は、中欧・東欧エリアのリプレースメントタイヤビジネスの開発責任者として、今年までの4年間、同エリアの成長に大きく貢献した。
就任にあたり、メイ新社長は「14年に設立されたコンチネンタルタイヤ・ジャパンは、スタートアップのフェーズを終え、これからは安定した利益を生み出し、さらなる成長を目指す段階に移った。これまで以上に販売店やエンドユーザーからの期待に応え、さらなる信頼を獲得していきたい」と述べている。
メイ新社長は1979年10月8日生まれ。オランダ人。フンボルト大学ベルリンで理学修士号、経済・経営科学修士号取得、デルフト工科大学では理学修士号、電気工学修士号取得。趣味は旅行、読書、映画鑑賞、スポーツをすること、美味しいものを食べること。
なお、ソーンク・シュリケ前社長はコンチネンタル・コーポレーションのインターナショナルモビリティー部門の統括責任者に就任し、ドイツへ帰任した。