日本グローブ工業会がまとめた16年度のゴム・ビニール手袋国内販売数量実績によると、家庭用手袋は合計9184万双で前年度比0・2%増となった。品種別では、ビニール手袋、ゴム手袋が微減となったが、ニトリル手袋が堅調な伸びを見せ、16年度は微増ながら3年ぶりの増加となった。
作業用手袋は合計1億2561万5000双で同4・4%減となり、2年連続で減少した。医療用手袋では、手術用が7902万3000双で同1・5%増となった。
●家庭用手袋
家庭用手袋のうちビニール手袋は5270万1000双で同0・6%減、ゴム手袋は3031万双で同0・5%減、ニトリル手袋は883万1000双で同8・4%増。
なお、一般用極薄手袋は39億9100万枚と同32・8%増と引き続き好調に推移している。家庭用手袋の品種別構成比はビニール手袋57・4%、ゴム手袋33・0%、ニトリル手袋9・6%。タイプ別では厚手タイプ6・6%、中厚手38・5%、薄手54・9%となった。
●作業用手袋
品種別では全面コートの裏布付きタイプが2593万2000双で同4・8%減、裏布なしタイプは1176万9000双で同1・7%減