日本ゴムホース工業会 新会長に島田淳氏(横浜ゴム執行役員)

2017年05月12日

ゴムタイムス社

 日本ゴムホース工業会は5月11日、ホテルニューオータニ東京で今年度の通常総会を開催した。

 総会は、各専門委員会の業務報告の件、16年度事業報告承認の件、同年度収支決算報告承認の件、17年度役員選任案の件、同年度専門委員会委員長委嘱案の件、17年度事業運営方針案の件、17年度収支予算案および会費賦課徴収案の件などを審議、いずれも原案通り承認可決された。

 17年度役員選任案の件では、会長に島田淳(横浜ゴム執行役員)を新任した。

 総会終了後の懇親パーティであいさつに立った島田新会長は、「ゴムホースの主要業界である自動車・建機・工作機械では生産に明るさが見えている。オリンピックやリニア新幹線の新規需要も期待されるが、先行きが明確に見通せる状況にないのが現状だ。このような実態経済を見据えながら、需要動向に機敏に対応する感性が求められている。今後も世界をリードする機能部品であるホースを供給する社会的責任を果たすとともに、地球環境にやさしい製品づくりに努めていきたい」と新会長就任の抱負を語った。

 続いて、乾杯の音頭を取った東部ゴム商組の山上茂久理事長は今年3月に発表した「ベルトホース流通動態統計調査」について触れ、「16年の売上は前年並み

 

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