外電によると、中国・青島双星タイヤによる韓国・クムホタイヤの買収には、障害がある可能性がある。
同買収が韓国の雇用に影響を及ぼさないことや、クムホタイヤへの投資を行うことなどを保証しない限り、文在寅(ムン・ジェイン)新大統領が買収を承認しないのではないかと見られるからだ。
韓国・双竜自動車が中国・上海汽車工業に買収された際は、数百人の雇用が失われた。
このため、文大統領は3月に、買収後も国内の3つのクムホタイヤ工場に雇用されている労働者の雇用維持を考慮するよう、約4割のクムホ株を握る韓国の銀行債権団に求めるメッセージを発表しているという。