日本ゴムホース工業会がまとめた2017年1~3月のゴムホース生産実績によると、生産量(新ゴム量)は8914tで前年同期比0・8%増、出荷金額は350億5900万円で同3・1%増となった。
生産量全体の3分の2を占める自動車用は、小型車生産がけん引し増加傾向で推移している。建機・工作機械に使われる高圧用も前年同月を上回る状況が続いている。その他用は減少が続いているものの、自動車用・高圧用の増加がカバーして全体では生産量・金額とも前年同期を上回った。
品種別に見ると、自動車用は生産量が6013tで同1・7%増、金額は263億9400万円で同3・8%増となった。
四輪車生産台数(日本自動車工業会統計)の1~3月累計は同6・5%増となり、その影響が自動車用の増加につながったと見られる。
高圧用は生産量が1190tで同17・2%増、金額は46億9500万円で同16・3%増となり、どちらも増加した。
高圧用の需要先である建設機械については、中国の建機需要が16年夏以降回復基調が鮮明となるなど、1~3月累計の総合計は前年同期比10・7%増
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