横浜ゴムは5月23日、同社の海外生産拠点である「ヨコハマタイヤ・フィリピン(YTPI)」において、5月14日に発生した火災について第2報を発表した。
YTPIでは、鎮火後に被災エリア以外の設備の点検、清掃など生産の立上げ準備を進めてきたが、このほど消防当局の安全確認をもらい、20日より被災エリア以外の生産を順次再開した。
15日に公表した際に、1名の従業員が消防活動中に煙を吸い喉に痛みがあるため病院にて経過観察中としていたが、15日に帰宅している。
なお、被災エリアについては消防当局の立入り制限中とした。なお、被災エリアの現況については被災場所がYTPI東工場の北東エリア(約1万7400㎡)、被災内容が建屋及び生産設備の一部損傷、倉庫内商品の焼失などということが判明している。
また、生産への影響ならびに連結業績に与える影響について、同社では現在調査中とし、今後の業績に影響を与えると判断した場合には、適時開示するとしている。