東部ゴム商組は5月24日、東京都中央区のホテルモントレ銀座で第39回通常総会を開催した。
総会は前田淳常任理事の司会で始まり、山上茂久理事長のあいさつ、出席状況が報告されたあと、新發田和敏常任理事が議長に選任され、議案審議に移った。
山上理事長は「1期2年間を皆さまのご協力と理事の方々のご支援で迎えることができました。2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されることから、東京地区は景気がいいと世間では言われていますが、まだまだ実感する状況にはありません。当組合も時代の変化に対応しながら、発展していけるよう努力を続けていきたい」と挨拶した。
議案は16年度決算関係承認の件、17年度における事業計画、収支予算並びに経費の賦課金額および徴収方法決定の件、17年度における借入金残高の最高限度決定の件を原案通り可決した。
17年度の事業計画は、引き続きベルトホース部会、工業用品部会の活動を通じて業界の発展を図る方針を示した。17年度はゴムの材質に関する勉強会を予定している。
なお、16年度の組合員数・賛助会員数の増減は組合員が減少1、賛助会員は増加1、減少2となり、前年度の270社から2社減り、268社となった。
任期満了による役員改選の件については、山上茂久理事長、小林茂夫副理事長、永田嘉男副理事長が再任された。また、新常任理事として塩谷信雄氏(バン工業用品)高畠光敏氏(丸高興業)の2名が選任された。
さらに、新理事として木部美枝氏(フコク物産)、住吉敏章氏(飯田ゴム商店)、髙田潤二朗氏(第一)、高野慶一郎氏(大日工業)、西山正晃氏(ニシヤマ)の5名が就任したほか、新任の監事として山田和孝氏・山田ゴム工業が選任された。
再任のあいさつに立った、山上理事長は「組合活動についてはこれまでもさまざまな形で展開してきました
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