BASFは5月29日、耐熱性ポリアミドウルトラミッドエンデュアが、アルファロメオの新型「ジュリア」の2つのパワートレイン、チャージエアクーラーを搭載したエアインテークマニホールドと高温側ターボダクトに採用されたと発表した。
220℃までの耐熱老化性を持つ同製品を採用することで、ボンネット内が高温になっても、エンジン性能を保ったまま、エンジンのダウンサイジングやターボチャージングが可能になる。優れた加工性と高い溶接強度を持つ同製品は、現在、世界中で使用されている。
BASFはカナダの自動車部品メーカー・ABCグループと共同で、アルファロメオ・ジュリア用のホットサイドターボダクトの開発に取り組んできた。ABCグループは、ホース強度が高く、優れた膨張性を示す15%ガラス繊維強化ブロー成形グレードのBASFウルトラミッドエンデュアD5G3BMを、この部品に採用した。