川島商事 創業100周年記念式典 「ベストパートナー会」で躍進 仕入先中心に140人が祝う

2017年06月07日

ゴムタイムス社

 中部地区の工業用ゴム・樹脂製品卸商社の川島商事㈱の創業100周年記念式典「感謝の集い」が6月3日、午前11時30分から名古屋の名古屋マリオットアソシアホテル・タワーズホールルーム」で盛大に開催された。 式典には同社の仕入れ先はじめ、銀行、同社社員ら140人が出席、創業100周年を祝った。

100周年感謝の集い会場

100周年感謝の集い会場

 川島商事は初代川島勘一社長が大正6年(1917年)5月に名古屋市中区東田町にベルト販売の小売業として創業。2代目川島敏和社長が取扱商品を工業用製品、プラスチック樹脂製品と拡大、中部圏に営業所を展開、昭和48年に本社社屋を増設した。

 三代目の川島光一社長(昭和58年に就任)が拡大路線を踏襲、仕入先の協力のもと自社製品「フロアシート」を開発、全国の体育館に採用され、現在まで需要が続く息の長いヒット商品となっている。

 平成6年に4代目である川島健一氏が社長に就任。 情報化社会へ向けての情報機器での対応、環境に関するISO14000の取得、安全・衛生教育・コンプライアンス教育等、時代の変化に伴う社会的役割や責任を果たす活動に注力。業界活動では中部工業用ゴム製品卸商業組合理事長に就任。平成22年11月には仕入先19社から構成される「ベストパートナー会」を設立。仕入先、顧客と新商品を繋げる拡販の一翼を担う会として、講習会、ゴルフコンペ、各年での展示会開催を通じ仕入先れとの懇親を深めている。

あいさつする川島健一社長

あいさつする川島健一社長

 式典では主催者を代表して川島健一社長が「創業100周年を迎えることができましたのも、偏にお客様・仕入先様及び関係各位のご支援・ご協力の賜物であります。世界や日本が刻々と変わっていく時代となりましたが、これからも‘ものづくり‘に携わる商材やサービスを通して、社会のお役に立つ会社であり続けるよう、一層の向上を目指し研鑽してまいる所存です」と感謝と御礼の言葉を述べた。

来賓祝辞を述べるバンドー化学吉井社長

 引き続く来賓代表あいさつでは、パートナー会の会長としてバンドー化学の吉井満隆社長が「川島商事さんは地域密着型の商社として日々成長を遂げられております。当社の

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