WEBと展示会で販売増へ
ゴムと樹脂における押出し製品の特性を活かした高機能部品を提案するホッティーポリマー(東京都墨田区、堀田秀敏社長)。
同社の17年3月期の業績は、売上高が前年比0・8%増で25億4700万円、経常利益は同44・8%増の9700万円となった。原材料価格の低下が寄与したほか、利益率の高い独自製品の立ち上げが軌道にのり、新規顧客の開拓が進んだことにより、2年連続増収増益となった。
今期の売上高は、前年比3%増で26億2500万円を計画。今期の課題では、技術開発の強化、技術や営業の人材育成、海外販売の促進などを挙げている。
技術開発の強化については、堀田社長は「新製品開発はメーカの使命であり、現在は建材を中心に、自動車、建設や工作機械、エレクトロニクス、LED、医療などに幅広く展開している」としたうえで、毎月行う技術開発の会議とは別に、技術や製造、営業などの担当者を集め3カ月に一度開発会議を開くほど、積極的に技術開発に力を入れている。
開発会議から開発した新製品として注力するひとつが「HPフィラメント」だ。
同製品の開発のきっかけは、FDM方式3Dプリンターで使用する素材のほとんどが
全文:約1054文字