経済産業省はこのほど8月のゴム製品生産実績(確報)をまとめた。それによると、ゴムベルト、ゴムホース、工業用品の主要3品目はいずれも前年同月実績を上回り、震災後の自動車生産の回復に支えられ、ゴムベルトは二ケタ増となっている。
品種別の8月生産量をみると、自動車タイヤは前年同月比0・4%減の8万7397㌧、前月比19・0%減となった。ゴムベルトは同14・7%増の2085㌧、前月比17・1%減、ゴムホースは同4・6%増の2835㌧、前月比10・6%減、工業用ゴム製品は同2・7%増の1万3560㌧、前月比11・3%減となった。
シューズ類は、ゴム製履物の生産量が前年同月比3・4減の84トン、プラスチック製履物が同1・9減の123万9000足となった。