バンドー化学は6月14日東京ビッグサイトで21~23日に開催される「第21回機械要素技術展(M―Tech)」に出展すると発表した。出店場所は東7ホール10―39。
今回の出展では「省エネ・高機能・問題解決」をキーワードとした開発製品の紹介や、製品によるデモンストレーションを行う。
主な出展物は工作機械の摺動部に使用するシール材「バンドーワイパーエッジEX」、次世代の平ベルト駆動システム
「平ベルト駆動システム(Hyper Flat Drive System:HFDシステム)」、国内初となる高弾性アラミド心線を採用した結合型細幅Vベルト「パワーエース・アラミドコンボ」。
バンドーワイパーエッジEXは同社が長年培ってきたウレタンの配合技術・加工技術を活かし開発した製品で、シール部に特殊ポリウレタンを用いることにより、耐クーラント性・耐高速摺動性・耐摩耗性を向上させた。
平ベルト駆動システムは2013年度の省エネ大賞受賞製品。平ベルト・蛇行制御デバイス・オートテンショナを組み合わせてシステム化し、平ベルトの優れた特長を引き出したことにより、高い省エネ効果を実現している。
パワーエース・アラミドコンボは、高弾性アラミド心線を採用し、従来品に比べ40%以上伝動容量が高く、寸法安定性や耐衝撃性を向上させており、耐熱性や導電性にも優れている。