マンスリーOEダイジェスト(2017年5月)

2017年06月07日

ゴムタイムス社

 タイヤメーカー各社が5月に発表した新車装着(OE)情報は、以下の通り。

 ◆日本ミシュラン

 日本ミシュランタイヤは5月15日、同社のトラック・バス用ワイドシングルタイヤ「ミシュラン・エックスワン」が、三菱ふそうトラック・バスの「ニュー・スーパー・グレート」(型式FU:6X2 エアサス車のみ〈一部機種を除く〉)のメーカーオプション装着タイヤに採用されたと発表した。

 ミシュラン・エックスワンは、トラックの後輪に装着するタイヤを2本(ダブルタイヤ)から1本にするというコンセプトのもと、1車軸当たり約100kgの軽量化を実現した。車両の輸送効率向上ならびに環境負荷低減に貢献し、駆動軸にも使用できることから輸送業界の注目を集めている。

 なお、オプション装着は、全国の三菱ふそうトラック・バス株式会社の販売店で発注可能で、装着開始時期は未定としている。

 ◆横浜ゴム

 横浜ゴムは5月24日、スバルの新型「スバルXV」の新車装着(OE)用タイヤとして「ブルーアースE70」の納入を開始したと発表した。

 装着サイズは225/60R17・99H。国内では同日に発売、海外市場でも順次発売が予定されている。なお、国内向け車両には同社製のパンク応急修理キットも搭載される。

 ブルーアースE70は「環境性能のさらなる向上+人に、社会にやさしい」をテーマとした横浜ゴムのグローバルタイヤブランド「ブルーアース」の基盤設計や材料技術を採用し、低燃費性能を高めながら安全性能と快適性能をバランスさせた乗用車用サマータイヤである。

 新型スバルXVは「Fun Adventure」をコンセプトに、都会的で洗練されたデザインとSUVとしての走破性、世界トップクラスの安全性能を兼ね備えたクロスオーバーSUVだ。

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