ニュースの焦点 日本人レーサーへの期待

2017年06月26日

ゴムタイムス社

 世界三大自動車レースの1つであるインディ500を、日本人で初めて佐藤琢磨選手が制した。空のF1とも言われるエアレースでは、室屋義秀選手が今シーズン2連勝を飾るとともに、千葉大会を2連覇した。

 日本の自動車やタイヤメーカーなどは世界トップレベルの製品をワールドワイドに供給しており、モータースポーツについても、これらのレースを含め様々な形で支援しているが、海外で日本メーカーの好感度をさらに上げていくには、やはりこうしたレースで日本人選手が活躍することが重要だろう。

 佐藤選手が優勝したインディ500は、世界で最も歴史が長く、最も多くの観客を集めるレースだ。また、周回レースとしては世界で最も速く、最高速度は380km/hに達するという。

 決勝は1周2・5マイルのオーバルコースを200周する過酷なレースである。このため、

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