JSRは停止状態が続いていた鹿島工場(茨城県神栖市)のEP(エチレンプロピレンゴム)生産について主原料供給元が5月20日より稼動を開始し原 料の入手が可能となったことから生産を再開したことを明らかにした。これにより、鹿島工場の全製品の生産が可能となる体制が整った。
今後の安定的な供給に向け、総力を挙げて生産の拡大に取り組んでいくとしている。
同社の鹿島工場は震災の影響により停止状態が続いていたが、一部の製品については蒸気等のユーティリティが部分再開されたことから工場内の原材料在庫を使 用し、4月21日から稼動を再開していた。需給がタイトなEPについては主原料供給元より、5月20日頃から生産を再開するとの見通しが公表されたのを受 けて、原料の入手が可能となり次第稼動を開始できるように準備を進めていた。
2011年06月06日